Gブレース(建築 - 鉄骨工事用)
意匠性を高めた高級ブレースを実現
建築構造用圧延丸鋼(SNR材)を主材としたブレースを新しく開発しました。意匠性も重視して両端はフォークエンド継手を用い、ターンバックル胴(調整・締め付け機能をもつもの)には割枠式ターンバックル胴ではなく機械加工で製作したターンバックル胴を使用しています。
フォークエンド継手やターンバックル胴は大量生産して在庫しておりますのでGブレース全体のコストをかなり抑えることができ、リーズナブルな価格で提供できます。
GブレースにはタイプI~IIIがラインアップされております。用途・意匠性の重要度に応じて選択いただけます。
材質およびサイズ
材料(材質) | 降伏点 | 引張強さ | サイズ(ねじの呼び径) |
---|---|---|---|
(N/mm2) | (N/mm2) | ||
SS400 | 245(235)以上 | 400~510 | M12,M16,M18,M20,M22,(M24),(M27),(M30) |
SNR400B | 235~355 | 400~510 | M16,M20,M22,(M24),(M27),(M30) |
SNR490B | 325~445 | 490~610 | M16,M20,M22,(M24),(M27),(M30) |
上記以外のサイズについても対応可能です。ただし特殊品扱いとなります。
タイプⅠ
一般的な組み合わせです。ターンバックルにより長さ調整および緊張を行います。
※フォークエンド継手とロッド本体との接合部は常時固定とし、調節致しません。
※ターンバックルとロッド本体との接合部で長さ調節あるいは緊張します。
タイプⅡ
中間にターンバックルを使用しないため外観的にスマートに見えます。
ただ、ターンバックルがないため長さ調整および緊張にはロッドを回転させなければならず、調整代もフォークエンドのねじ長さの中でとるため小さくなります。
タイプⅢ
壁面・屋根面内で使用する場合、同一面で取り合うことが出来ます。また、中央部はピン接合となっているため若干の変形にも対応できます。