鋳鋼品(土木建築用 他)
自由な形状・肉厚で少量から大量製作まで幅広く対応可能
構造体の応力の伝達をスムーズにするため、曲線を使ったデザインに応えるため、鋳鋼金物は幅広く使用されています。鋳鋼金物は他の鉄骨主材と溶接して使用する場合が多いため、材質は主に溶接性を考慮したものが使用されます。また、耐火性、耐候性を考慮した材質も使用されはじめています。
材質
ピン材料の機械的性質(抜粋)
材質 | 降伏点 | 引張強さ | 伸び | シャルピー吸収 エネルギーJ |
---|---|---|---|---|
(N/mm2) | (N/mm2) | (%) | ||
SC480 | 245以上 | 480以上 | 17以上 | 規定なし |
SCW410 | 235以上 | 410以上 | 21以上 | 27以上 |
SCW410-CF | 235以上 | 410以上 | 21以上 | 27(24)(20)以上 |
SCW480 | 275以上 | 480以上 | 20以上 | 27以上 |
SCW480-CF | 275以上 | 480以上 | 20以上 | 27(24)(20)以上 |
SCW490-CF | 315以上 | 490以上 | 20以上 | 27(24)(20)以上 |
SCS13AA-CF | (0.1%耐力) 235以上 | 520以上 | 35以上 (14A,B号) | 規定なし |
基準強度
ピンの基準強度(F値)
材質 | 基準強度 |
---|---|
(N/mm2) | |
SC480 | 235 |
SCW410 | 235 |
SCW410-CF | 235 |
SCW480 | 275 |
SCW480-CF | 275 |
SCW490-CF | 315 |
SCS13AA-CF | 235 |